本記事では、固定支出の下げ方やポイ活やお得制度を利用しての変動支出を節約方法を紹介しています。
この記事を読めば、支出を減らして貯蓄を増やしていきたい方に役立つ情報、なかなか固定支出が下がらないとお悩みをお持ちの方や、お得なポイ活を知りたい方向けの情報が手に入ります。
目次
こんにちは!本記事では、給料はあればあるだけ使ってしまう、30歳を超えるまで貯金0だった筆者が、ある書籍との出会いをきっかけに、生活支出を大幅に下げ、月10万円を投資信託積立に回せるようになったプロセスや日々行なっている節約・ポイ活のコツを発信しています。
筆者が出会った書籍ですが、
朝日新聞出版の”本当の自由を手にいれる お金の大学” 著者:両@リベ大学長
という書籍です。
本記事はこの書籍を参考にしています。
生活満足度を下げずに倹約しよう
本記事では、「生活の満足度を下げずに支出を減らす」倹約に関する情報を発信しています。
生活する上でかかるコストには、多くの箇所に見直しの余地があります。
資産形成をしていく上で重要なのは、生活コストを下げ、収入を上げて、投資に掛ける入金力を高めていく。これに尽きます。
生活コストを下げたら、買いたいものを我慢して、ひもじい生活をしなくちゃいけないの?
と思っている方もいるかと思いますが、安心してください。
本記事では、代替サービスを利用したり、不要な支出を削減したりすることで、生活満足度を下げることなく生活コストを下げる方法をお伝えします。
支出を下げることは収入を増やすことよりも価値がある
支出を見直して生活コストを下げることは、自身の収入を増やすことよりも簡単です。
さらに、同じ節約額でも、支出を下げて浮いた1,000円と収入を上げて得た1,000円では実は価値が違います。
例えば、収入として増えた1,000円には所得税がかかります。
税率が20%だとすれば、収入で増えた1,000円の手取りは800円になりますよね。
また、消費する際にも10%消費税がかかります。
つまり収入で得た1,000円の実質的な価値は720円になります。
これが10万円だったらどうでしょうか。
節約で得た10万円の価値は、消費税を引いて9万円です。
ところが収入から得た10万円の価値は、所得税と消費税を引いて7万2千円になり収入で得た価値の8割の価値になります。
支出を見直して生活コストを下げることは、自身の収入を増やすことよりも簡単です。
節約は、一見小さなことから始めることができますが、その効果は大きく、将来の経済的安定につながります。
さらに、節約で得たお金は、自分の資産として残り、将来の安心感や自由度を高めることができます。支出を見直すことは、自己投資の一環であり、賢い選択です。
節約で得たお金は、将来の夢や目標の達成に向けて活用することで、より豊かな人生を築く手助けとなるでしょう。
固定費を見直そう
まずは支出の大きな固定費”人生の6大固定費”から優先して見直ししましょう。
人生の6大固定費
✅通信費
スマホのキャリアを見直そう
au docomo softbank といった大手キャリアを使っている人は、格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。
筆者はauを使っていましたが格安SIMのキャリアへ乗り換えました。
月々6000円ほど払っていましたが、今は2000円ほどになりました。
格安SIMのキャリアについても記事を書いていますので併せて読んでいただけると嬉しいです。
記事:楽天モバイルの対応機種一覧 繋がりにくいって言われてるけどどうなの?
記事:日本通信SIMは繋がりにくい?隠れ有能キャリアになり得るのか
確かに多少の使いづらさは感じますが、金銭的メリットが圧倒的に大きいです。
筆者おすすめにキャリアは日本通信SIMです。
格安SIMのデメリット
格安SIMのデメリットですが、大きく3つあります。
- キャリアメールが使えない
- 大手キャリアと比べると、昼間の混雑時に通信速度が遅くなることがある
- LINEのID検索が使えない
キャリアメールが使えない
キャリアメールが使えないに関してですが、LINEが普及している昨今ではキャリアメールが使用できなくなって困る人はほとんどいないのではないでしょうか。
現在もキャリアメールを使っている人は、Gmailなどのフリーアドレスを利用するようにしましょう。
大手キャリアと比べると、昼間の混雑時に通信速度が遅くなることがある
通信速度に関しては、筆者も不便だと感じることがあります。
特にお昼休みの時間帯(12:00-13:00)は明らかに通信速度が落ちています。
こちらの記事にも詳しく実体験を書いていますので併せて読んでいただければ参考になると思います。
記事:楽天モバイルの対応機種一覧 繋がりにくいって言われてるけどどうなの?
記事:日本通信SIMは繋がりにくい?隠れ有能キャリアになり得るのか
LINEのID検索が使えない
こちらもデメリットというほどID検索が使えなくて困る場面はないんではないでしょうか。
QRの検索などを利用しましょう。
格安SIMのメリット
メリットはなんといってもコストが抑えられることで、これに尽きます。
月5000円も節約になれば年間6万円ですから大きなインパクトがありますよ。
月のお給料を6,250円(5000円×1.25)あげるのにどれだけの期間がかかるでしょうか。1年継続勤務してもそこまで上がらない方が多数ではないでしょうか。
そう考えれば、月5000円の節約の効果がどれだけ大きいかわかるかと思います。
違約金について
解約して格安SIMにしたいけど違約金が・・・
と思っている方は契約年度の確認をしてみてください。
多くの携帯キャリアがプランに盛り込んでいた所謂”2年縛り”ですが、いきすぎた囲い込みであると2019年10月より総務省が新ルールを施行しました。
新ルールは違約金1,000円以下というもので、ソフトバンクは違約金を廃止しています。(その他キャリアの解約は要確認)
筆者はauを解約しましたが、違約金は無しでした。
仮に違約金がかかってしまっても、更新月を待たずに解約してしまった方がお得になる場合が多いです。
2年縛りの解約金は1万円程度ですから、ひと月5000円安くなるのであれば更新月まで3ヶ月以上あるようであれば解約してしまうことをお勧めします。
また、端末料金を分割で支払っている場合、解約後も引き続き分割して支払いすることができ、特別な手続きも不要です。
✅光熱費
電力会社を見直そう
2016年4月より、電力自由化が施行され、新興事業者による電力の販売が可能になったことで、消費者に電力会社の選択の自由が与えられました。
消費者側は電力使用状況や世帯人数によってニーズが変わるため、そのニーズにあった電力会社を選ぶことで電気代を下げることができるようになりました。
筆者も電力会社を変更しました。
手続きも、乗り換えたい電力会社のウェブサイトから申し込みするだけで、今使っている電力会社の解約手続きは一切要りませんでした。
筆者おすすめの電力会社はオクトパスエナジーです。
単身世帯におすすめです。
こちらも記事にしてありますのでぜひ読んでいただけると嬉しいです。
記事:オクトパスエナジーの評判は?デメリットやお得なキャンペーンを解説
まずは現状の電気代にいくらかかっているのか、確認してみましょう。
確認したらシュミレーションサイトで料金をシュミレーションしてみましょう。
世帯状況や住んでいる地域でおすすめの電力会社が変わってきますので、エネチェンジで最適な電力会社を見つけてください。
✅保険
生命保険を見直そう
生命保険料に1世帯あたり年間いくら払っているかご存知でしょうか。
なんと1世帯平均38.2万円だそうです。(平成30年度生命保険に関する全国実態調査)
30年で約1,200万円弱も払っています。
30年かけて1,200円を年利5%の投資信託に積み立てていたことを仮定してシミュレーションしてみました。
引用元:金融庁 資産運用シミュレーション
なんと27年目には福利が元金を上回る形となり、投資金額の倍以上のリターンが得られることがわかりました。
もちろん投資商品ですから、5%の利回りが確定しているわけではありませんし、30年後には元金を下回っているなんてこともあり得ないことではないのですが、人気の投資信託商品S&P500を基準とした商品を例に、過去30年の平均利回りを調査したところ1991年から2021年までの30年間で、平均利回りは8%となりました。
この過去30年間には、リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)の暴落期も含んでおり、経済的危機が訪れても長期的に見れば上昇トレンドは揺るがないという結果が出ています。
かくいう筆者も、ドル建て貯蓄型の生命保険に加入していて、毎月25,000円ほど、病気や死亡に対するリスクにも備えながら積立をしている気でいました。
親族もガンを患った人が多く、若いうちからガンに備えが出来ているのはなんとも心強かったです。
だけど・・・
耳が痛いかもしれませんが、ここでドル建ての貯蓄型保険の落とし穴を説明していきます。
ドル建て貯蓄型保険に加入する際、営業マンにも定年する頃には支払った元金よりも増えて返ってくるよと説明されているかと思います。
だからあなたは「いざという時の備えになって貯蓄もできるならいいかぁ」と思ったはずです。
ですが、これはあなたから支払ってもらった1万円から、3000円を販売手数料として保険会社の取り分とし、残りの7000円を使ってあなたの代わりに投資信託に投資しているだけなんです。
さらにそこから色々な名目で事あるごとに何%も手数料が引かれていきます。
だから、福利が育ってない早期に解約すると、元本割れを起こしてしまいますから、低解約返戻金といった形で、大幅に元金よりも低い金額が返ってくるという制度になっています。
考え方によっては、あなたは一万円を保険会社に支払って、3000円分の保険をつけてくれる、そして余った7000円を勝手に投資に回してくれていると納得してしまいそうなのですが・・・
あなたが多少損してでも今すぐに保険を解約して、解約返戻金と月々保険料として支払っていた金額を自分のNISA口座で投資信託を購入する資金にすれば、あなたの入金力が上がって、資産形成する上で圧倒的にメリットがあると言えるでしょう。
それほどまでに、自身の証券口座に入金する力を上げることは自身の経済的自由を達成する上では重要なのです。
まとまって解約返戻金が返ってくるならば、それで旅行に行くのも良いでしょう。
なぜ生命保険に入る必要がないのか
大前提、もしもあなたがすでに高齢でありあと5年もしないうちに保険料を払い終えて満期を迎える。なんて状況であれば、そのまま保険を継続した方がメリットがあると言えます。
ですが、そうでない限りは生命保険は原則不要と言えます。
日本は国民皆保険
日本は国民皆保険の国です。
すでにあなたは、国の制度によって最低限の保障を受けることができる社会保険に強制加入しています。
医療費は原則3割負担ですし、例え医療費が高額になるような場合でも、70歳未満の被保険者であれば限度額適用認定制度の自己負担限度額に基づいて、例えば年収500万円の人が総医療費100万円の治療を受けても、実際の自己負担額は8.7万円まで下げることができます。
もっと詳しく知りたい方は全国健康保険協会の案内をご覧ください。
また会社員・公務員が加入する健康保険には、フリーランスや個人事業主が加入する国民健康保険よりも大きなメリットがあります。
健康保険は会社員・公務員が加入することができて、保険料は雇用主である会社と折半になります。
扶養制度もあり、傷病手当や出産手当などお得な制度もあります。
フリーランス・自営業が加入できるのは国民健康保険です。
こちらは保険料全額自己負担、扶養制度、傷病手当、出産手当などのその他サポートも受けることができません。
また、健康保険に加入していれば、自身が怪我や病気で働けなくなってしまった時にも、最大1年6ヶ月分は給与の3分の2程度の金額の給付を受けることができます。
フリーランスや自営業者においては、不足している保障を民間の保険会社に保険料を支払うことで賄うことはアリだと言えますが、会社員・公務員においては社会保障が充実しているため、民間の保険に入る必要はほぼありません。
その分投資に回していざという時の備えを増やしておく方が賢明だといえます。
必要な民間保険は3つだけ
火災・事故・早逝 いづれも低確率で遭遇することですが、万が一発生したら損失が非常に大きい出来事に備えましょう。
火災保険
入居時に強制加入させられる保険は割高なことがある。
安いと年間3000円程度まで抑えられるので、契約書を確認してみましょう。
対人対物無制限の自動車保険
可能性は低くても、巨額の賠償金が必要になる可能性がある。
車を運転するなら必ず入っておきましょう。
掛け捨て死亡保険 ※子供(自活出来ない身内)がいる場合のみ
自分が一家の大黒柱の場合は、遺された家族が生活に困らないうように入っておきましょう。
ただし、遺族年金と貯金で生活できる場合は加入不要。
✅家
賃貸VSマイホーム お得なのはどっち?
生涯で数千万円分の”家の負債”を回避せよ
賃貸orマイホーム
いつの時も巻き起こる論争で結局どっちがいいの?と思っている方も多いはず!
ズバリ前提条件やその人の価値観によってどちらに軍配があるかは変わります。
この記事の参考としている書籍”お金の大学”では、「経済的自由に近づきたい」という前提をもとに賃貸に軍配が上がると唱えています。
あくまでも、その前提の上記事をまとめますのでご了承ください。
ズバリ結論ですが、リセールバリューの高い家を買えるならマイホームの方が得をするし、リセールバリューの高い家を選ぶ自信がない人は賃貸の方が得をするということになります。
リセールバリューって?
リセールバリューとは、直訳の通り、Re(繰り返し)Sell(売る)Value(価値)
売却時の価値を指します。
例えば一戸建ての物件を買うとして・・・
2000万円の家を後輩君が、1200万円の家を先輩が購入し、ローンを返済し終えた30年後、2000万円だった後輩君の家の価値は1800万円に、1200万円だった先輩の家が100万円の価値になっていたらどうでしょうか。
買った時はワイの方が後輩君よりも800万円も安いのに、30年後には1100万も損してるやん!
一方僕が2000万で購入した物件の価値は、1800万円でその差額200万円です。
リセールバリューを意識すると、目先の価格に惑わされることなく、未来まで見据えた満足度の高い買い方ができるようになりますよ。
でも、30年分の居住費を試算したらどうしたってマイホームを購入してしまった方が安いんじゃない?
先輩、ローンの金利や保険、固定資産税や修繕費といったランニングコストまでしっかり計算できていますか?
マイホームもマイホームで、月々の返済額以上にコストがかかります。
リセールバリューも込みで考えればどうしても賃貸の方がお得になってしまいます。
不動産Gメン 滝島さんの YouTubeチャンネルでかなりわかりやすく解説してくれている動画があります。興味があればこちらの動画をご覧ください。
引用元:不動産Gメン 滝島 「1秒でも早く家を買うべき人とは?」賃貸or持ち家論争に決着
賃貸の方がお得であるということを理解した上で、自身の満足度や安心感のために住宅を購入するのはもちろん間違いではありません。
自身の目標や、将来設計にあった選択をしてください。
賃貸物件にお得に住む方法
賃貸物件を安く借りる方法もあります。
- 賃貸契約時に、複数の仲介業者に相見積もりを取ること。
- 相見積もりを参考に適正料金で契約するように交渉すること。
多くの仲介業者はあなたの味方ではありません。
あなたのお財布からどれだけ多くの金額を会社へ落とすことができるか、これを第一に考えています。
何故なら仲介業者の担当者は会社から給料を得ている従業員であり、会社に多くのお金を落とさせることが1番の役目だからです。
あなたを騙す気はなくとも、ご親切に最初から一番安い料金を提示してくれるわけではないということを理解しなければいけません。
必ず相見積もりを取って、適正料金で借りれるようにしましょう。
絶対拒否すべき項目
①書類作成費
仲介業者がとっていい手数料は原則仲介手数料のみです。
こちらの費用は入居者に請求できない項目となっています。
②簡易消化器
消火設備費を負担するべきは家主です。
原則入居者が負担する費用ではありません。
③害虫駆除費や抗菌・室内消毒
作業費に見合った丁寧かつ真面目な作業している業者もあるでしょうが、中にはホームセンターで売っているようなスプレーをかけて終わりで、高額な作業費を請求してくる悪徳な業者もいるので注意が必要です。
④安心入居サポート
住宅設備トラブルがあった際にサポートが受けられるというサービスが該当します。
基本的には火災保険で対応可能で、こういった付帯サポートの類は必要ありません。
値下げしやすい項目
①仲介手数料
仲介手数料は、法律で上限が「物件オーナーと入居者合わせて家賃の1ヶ月分」と決まっています。
両方から1ヶ月分を受け取ることはできません。
実際に仲介手数料を1ヶ月分支払った男性が裁判を起こし、0.5ヶ月分の仲介手数料の返還が認められた判決もあります。
契約者の同意があれば、0.5ヶ月分よりも多く支払わせることができるので、そこに漬け込んで契約書に記載されている場合が多い。
同意できなければ支払う必要はないので注意深く見てみましょう。
仲介手数料は0.5ヶ月分だけ支払えばいいと覚えておきましょう。
②火災保険料
火災保険は実は自分で契約することができます。
仲介業者の指定した火災保険に強制加入させられているケースが多いのではないでしょうか。
筆者も20代の頃契約した今の賃貸物件の火災保険は、2年で15,000円でした。
実は年間4,000円程度で、十分な保証の保険に加入することができますよ。
交渉の余地がある項目
①賃料・共益費
交渉のコツは、交渉できたら借りる前提で2つの選択肢を出すことです。
仲介業者もオーナーも商売ですから、借りるか借りないかわからない見込み客には真剣になりににくいです。
・1ヶ月はフリーレント(無料)にしてくれませんか?
・家賃を3,000円下げれませんか?
と選択肢を提示し、交渉してみましょう。
この時、担当者が「できません。」と即答した場合は、すぐにその担当者を変えてもらうか、仲介業者の変更を検討してください。
なぜなら、この交渉に応じれるかどうかは、担当者の独断で決めることができないからです。
「オーナー様や上司に相談してみます。」
この言葉が出てきたらその担当者は合格です。
②敷金・礼金
こちらの項目もオーナーへの交渉項目となります。
そのため、交渉のポイントは先程と同様に、借りる前提で複数の選択肢を提示してみることです。
③ハウスクリーニング代
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」にも、ハウスクリーニング代はオーナーが負担するのが妥当だという記載があります。
④鍵交換代
通常、キーシリンダーは1万円から1.5万円で交換可能です。
見積書を確認し、この価格よりも高ければ割高な費用を請求されている可能性があります。
自分で鍵屋を呼んで交換することも出来なくはありませんが、トラブル防止のため必ずオーナーと仲介業者へ相談してからにしましょう。
⑤保証会社加入料
保証会社へ加入するための費用は、家賃の50%-80%が相場です。
これを勝手に上乗せして請求する仲介業者もいるので注意が必要です。
とにかく初期費用を抑えたい人向け
ウチコミというサービスでは、仲介業者を挟まずに物件を探すことができ、初期費用を大幅に抑えることができます。
紹介物件は当然仲介業者の方が多く持っていますが、とにかく安く物件を探してみたい人は利用してみるといいでしょう。
引用元:ウチコミ
✅車
車を所有すると生涯で4,000万円かかる
車の項目についても、家のトピックと同様に「経済的自由を目指す」という前提をもとに話をすれば、マイカーは持たないのがベストな選択です。
当然車を手放せば今までほど快適ではなくなりますが、ランニングコストから考えても、マイカーは持たずに日常では公共交通機関を使用し、
週末のお出かけにレンタカーやカーシェアを利用したり、都度タクシーを利用したり、メリハリのある使い方をする方がコストは下がるでしょう。
それでもどうしても車が必要な方は、リセールバリューのいい車を一括で購入する。
これが良い選択肢となります。
すでに大きな資産を形成している成功者たちが、高級車を所有しているのをメディア等を通して目にしたことがないでしょうか。
もちろんこれには収入が高いからという理由がありますが、多くの成功者は、成功者になる過程で、コストマネジメントやリセールバリューの考え方を吸収して自分の知識にしています。
高級な外車はリセールバリューも良いので、賢い人こそそういった車を選択するのです。
また、車を買うのであれば新車ではなく中古を選びましょう。
新車は、新車でなくなった瞬間から価値が下がります。
つまり、あなたが乗り始めたその日から価値が下がりますから、リセールバリューを考慮して購入するならば、中古車一択になります。
自動車保険を見直そう
車を維持するにおいて見直すべきは、自動車保険です。
代理店型や対人販売の保険は、人件費が多くかかる分保険料が割高です。
ネット完結型の保険に加入し直すことをおすすめします。
自動車保険の条件を見直そう
運転者条件、年齢条件は今の保障内容を確認してみてください。
特に年齢条件は元々契約者、配偶者、同居の親族のみに適用されるものであり、友達や知人の運転時は適用外です。
例えば運転者条件が「限定なし」、年齢条件「35歳以上」という保障内容の時に、30歳の友人があなたの車を運転し事故を起こしてしまっても、保証はきちんとされます。
なので、友達が乗るかもしれないからと年齢条件のレンジを広くとっておく必要は全くありません。
車両保険を外そう
車両保険が不要な理由
車両保険に加入していると、年間約3万5千円かかります。
自動車保険には「等級」という制度があり、事故を起こし保険を使用するとこの等級が下がります。
等級は保険料に直結していて、等級が下がれば保険料が上がります。
無事故期間が長ければ長いほど等級が上がり、保険料は下がります。
この等級制度のせいで、5万円程度の修理費が発生するような事故の場合、保険を使うことで等級が下がり、3年間保険料が上がってしまいます。
その上がった保険料が修理費以上になって、保険を使わない方が得になってしまうというカラクリがあります。
後払いで修理費を実費で払ってるのと同じやな。
ですね。車両保険をかけるぐらいなら、その分投資に回して貯蓄で備えた方が良さそうです。
車両保険は不要だけど、車を運転するのであれば、自賠責保険と対人対物保険は絶対に「無制限」で加入しておこう。
低確率で起こるけど、貯蓄では補うことのできないレベルの損害だからね。
✅税金
本記事では税金のトピックについて、ふるさと納税制度を紹介します。
参考にした著書”お金の大学”ではもっと詳しく税制の説明や、医療費控除、確定申告について説明しています。
ふるさと納税をしよう
ふるさと納税制度は、誰にでもおすすめできるやらなきゃ損する制度です。
金銭的な節税効果はありませんが、自分のお住まいの都道府県以外の自治体に、ご自身がお住まいの自治体へ納付する住民税の代わりにふるさと納税という制度を利用して、寄付をすることで、寄付金額に応じた返礼品が貰えます。
寄付できる金額は、年収や世帯状況によって変わりますので、ふるさと納税サイトなどで寄付上限目安を確認しましょう。
寄付金額が40,000円の場合は自己負担額2,000円を引いた38,000円が控除額となり、寄付年の翌年6月から12月にかけて住民税が総額約38,000円分安くなります。
また、返礼品は、寄付金額の3割以下相当までのものという決まりがあり、40,000円の寄付をする場合の返礼品は上限12,000円相当になります。
実際にはもっと複雑ですが、40,000円の寄付を例にざっくり概要をまとめると、ふるさと納税で、本来自分の住まいの自治体へ払うはずだった住民税38,000円を他の自治体へ40,000円(自己負担2,000円)寄付することで、普通に住民税を納めるだけでは返礼品など貰えませんが、寄付した自治体から12,000円相当の返礼品をいただけるといった感じです。
38,000円分の減額は、確定申告またはワンストップ特例制度を利用して申告しないと減額されず、寄付金額の払い損になってしまうので、必ずするようにしてください。
確定申告は難しそうと思っている方は、ワンストップ特例を利用しましょう。
寄付する自治体から返礼品と一緒にワンストップ特例申請書が届くので、それに必要事項を記載して投函するだけで完了です。
※個人事業主や年収2,000万円を超える方、医療費控除を受ける方、ふるさと納税による寄付先が5自治体を超える時は確定申告をする必要があります。ワンストップ特例制度は利用できないので注意が必要です。
積立NISAに投資して資産を増やそう
投資信託に投資しよう
資産形成を目的とするのであれば、今までの内容を実践してせっかく浮いたお金は投資に回して金のなる木を育てましょう。
投資先に関しては、初心者の場合色々と目についたり、情報が入ってきたりすると思いますが、積立NISAでインデックスファンドに投資する一択でOKです。
まずは投資詐欺やポンジスキームに引っかかって財産を失わないようにすることも重要です。
あなたが投資に興味を持って、投資のことを調べ始めるといろんな情報が入ってきますが、その中の5割は投資詐欺だと思った方がいいでしょう。
わからないうちはインデックスファンドへの積立投資一択でOKですし、多くの成功者、投資家もこの方法を実践して財を成しました。
投資信託とは
投資信託を一言でまとめるなら、「たくさんの投資家から集めたお金を1つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が代わりに投資・運用する商品」の事です。
投資信託が初心者におすすめな理由
①プロが運用してくれる。
②透明性が高い
③少額から購入できる。
④分散投資でリスクヘッジできる。
投資信託の注意点
運営会社へ支払う運用手数料が発生する。
元本保証の金融商品ではない。
※元本や運用実績の黒字を保証する投資信託は存在しません。
そういったことを謳っている投資商品は詐欺やポンジスキームの可能性が高いので気をつけましょう。
なぜインデックス投資がいいのか
インデックスとは、日経平均やダウ平均などといった大きな市場の動きと連動して値動きする商品です。
例えば、日経平均の値動きは日本の有名企業225社の株価の平均値ですが、この日経平均が5%上昇したら自分の資産も同じく5%上昇するといったイメージです。
最もローリスクで堅実に上昇していくので、多くの投資家はインデックスに投資することを推奨しています。
しかも過去30年ベースのデータを見てみると人気商品のS&P500は平均利回りが8%と、超優秀な成績です。
投資の神様ウォーレン・バフェットの生涯投資利回りは20%と言われているそうですが、バフェットは若い時に50%ほどの利回りを出していた期間がありますが、直近20年間の利回りは10%にも届いていません。
直近20年ではインデックス投資をしていれば誰もが、投資の神様と同じ成績を残せたということになります。
このことを鑑みればどれだけこのインデックス投資が優れているかわかるでしょう。
インデックスのように指数に沿って値動きする商品の他にアクティブファンドという、指数に勝とうとするものもありますが、実はこれも10%程度の利回りに収まることが多く、手数料を加味すれば、インデックス一択で全く問題ありません。
ドルコスト平均法で積み立てよう
ドルコスト平均法とは、毎月定期的に決まった金額を投資していく方法です。
ドルコスト平均法を使うことで、相場の平均値で継続して投資することができます。
高騰時も、暴落時も焦らず淡々と積み立てていくことで、相場のリスクは限りなく平均値に収束していきます。
おすすめの投資商品
参考著書”お金の大学”の著者である両学長はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をはじめとし、米国株式に連動したインデックスファンドを推奨しています。
実際僕も、全世界株式(オルカン)とS&P500に毎月投資しています。
eMAXIS Slimは投資信託報酬が安いので、どの銘柄を選ぶにしても、eMAXIS Slimのパッケージを選ぶといいですよ。
ポイ活を利用しよう
皆さんは日頃からポイ活をしていますか?
ポイ活を活用することで、日用品をお得に買い物できたり、生活コストをより下げることができます。
僕が実践しているおすすめのポイ活に関していくつか記事がありますので興味があればそちらの記事も併せて読んでいただけると嬉しいです。
記事:Pontaポイントが貯まらない方必見!毎月5000Pt以上をコンスタントに貯める方法
記事:最強のポイ活”ウェル活”は9月以降WAON POINTのみ?WAONポイントの効率的な貯め方は?
記事:【2024年最新版】映画を最大1700円お得に鑑賞する方法
Xでも定期的にポイ活情報やお得情報を発信しています。
フォローしていただけると嬉しいです。
最後に、僕が実際に辞めたことと代替したものを表にしてみました。
辞めたこと・変更したこと | 月間節約金額 |
タバコ→辞め | 26,100円 |
携帯キャリア→楽天モバイルへ | 3,000円 |
車両保険→辞め | 700円 |
電気代→auでんきからオクトパスエナジーへ | 1,500円 |
外貨建て生命保険→解約 | 25,000円 |
自販機でコーヒーを買う→業務スーパーで箱買い | 3,000円 |
美容院で高級シャンプーを買う→ウェル活 | 2,000円 |
不要なサブスクの解約 | 1,000円 |
計 | 62,300円 |
僕の場合は喫煙者だったことや外貨建て保険に加入していたことで月間の節約額は約62,300円
年間にすると747,600とかなりの節約が出来ました。
僕の場合、節約をした上で生活満足度は下がるどころか上がっています。
皆さんの節約の参考になれば幸いです。